ホームヘルパーになるには

ホームヘルパーの資格は、2013年4月の法改正により変わりました。介護の仕事の質を高めるため、旧ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修・旧ホームヘルパー1級は実務者研修になったのです。以前は30時間あった施設での実習が廃止になって実技が増え、以前は無かった修了試験を受けることになっています。
現在、介護職員初任者研修の資格を取るには、130時間・未資格者が実務者研修になるには450時間受講し、修了証書を受けなければなりません。介護職員初任者研修のカリキュラムは、「職務の理解」(6時間)、「介護における尊厳の保守・自立支援」9時間、「介護の基本」(6時間)、「介護・福祉サービスの理解と医療との連携」(9時間)、「介護におけるコミュニケーションズ技術」(6時間)、「老化の理解」(6時間)、「老化の理解」(6時間)、「認知症の理解」(6時間)、「障害の理解」(3時間)、「こころとからだのしくみと生活支援技術」(75時間)、「振り返り」(4時間)の計130時間になります。福祉関係の学校に通う、もしくは通信教育でも資格取得が可能です。受講内容は、講義と演習になっています。通信教育では、このうちの89.5時間を自宅学習・40.5時間をスクーリングで学ぶことになるようです。
法改正により施設での実習がなくなったおかげで、資格が取得しやすくなりました。受講料も、最大で4分の1になっている所があります。受講料の面から見ても、とても資格が取りやすい資格だといえるでしょう。

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